恋想曲 ~永遠の恋人へ~
第四章
きもだめし
私たちは、何もなかったように練習に戻った。
それには、かわいい理由があるんだ。
まさか、遼ちゃんがそんなことを言いだすとは思わなかったから、
すごく嬉しかった。
毎年恒例の合宿最後の夜のきもだめし。
「啓介が俺達のこと知ったら絶対一緒に歩かせてくれない!あいつはそういう奴だ!」
遼ちゃんが言うには、嶌田部長は優しい顔して時々意地悪なことをするらしい。
だから、合宿が終わるまで付き合い始めたことは内緒にすることにした。
麻衣子と信汰にはこっそり話したけどね。
「きゃ‥!!良かったね!本当に良かったね!!私…すごく嬉しいよ…」
麻衣子は思わず叫びかけた声を手で塞ぎ、私を抱きしめて泣いてくれた。
さっき泣きやんだばかりの私の涙腺があっという間に緩む。
信汰はすごく驚いてた。
「いつの間にそんなことになってたんだ!?」
驚いた信汰の顔が笑顔に変わるまでに時間はかからなかった。
「よかったな。葵が幸せだと、俺も嬉しいよ」
三人で微笑み合い、一緒に喜んでくれたんだ。
ありがとう。
二人がいつも私の傍にいてくれたから前に進むことができたよ。
本当に、ありがとう…。
それには、かわいい理由があるんだ。
まさか、遼ちゃんがそんなことを言いだすとは思わなかったから、
すごく嬉しかった。
毎年恒例の合宿最後の夜のきもだめし。
「啓介が俺達のこと知ったら絶対一緒に歩かせてくれない!あいつはそういう奴だ!」
遼ちゃんが言うには、嶌田部長は優しい顔して時々意地悪なことをするらしい。
だから、合宿が終わるまで付き合い始めたことは内緒にすることにした。
麻衣子と信汰にはこっそり話したけどね。
「きゃ‥!!良かったね!本当に良かったね!!私…すごく嬉しいよ…」
麻衣子は思わず叫びかけた声を手で塞ぎ、私を抱きしめて泣いてくれた。
さっき泣きやんだばかりの私の涙腺があっという間に緩む。
信汰はすごく驚いてた。
「いつの間にそんなことになってたんだ!?」
驚いた信汰の顔が笑顔に変わるまでに時間はかからなかった。
「よかったな。葵が幸せだと、俺も嬉しいよ」
三人で微笑み合い、一緒に喜んでくれたんだ。
ありがとう。
二人がいつも私の傍にいてくれたから前に進むことができたよ。
本当に、ありがとう…。