恋想曲 ~永遠の恋人へ~
第二章
友達
部活が終わった帰り道、麻衣子と信汰にいっぱい遼ちゃんのグチを言った。
二人は遼ちゃんと私の過去を知っているから、ただ頷いて聞いてくれてる。
七歳のあの時、
傷ついてた私に最初に声をかけてくれたのは信汰だった。
内気で友達が少なかった私。
居心地の悪い昼休みの教室。
壁新聞を読んでるふりをして過ごしてたら、
メガネをかけた男の子が話しかけてきた。
『それ、おもしくないよ』
信汰だった。
そして、信汰の声を聞いて脹れた顔でやって来たのが
麻衣子。
『信汰!あんた失礼なこと言わないでよ!』
『本当のことだろ』
二人とも幼稚園から同じだったけど、あまり親しくなかった。
言い合ってる二人を見ているうちに、自然と笑ってる自分に気がついた。
その日から、私は二人と仲良くなった。
二人は遼ちゃんと私の過去を知っているから、ただ頷いて聞いてくれてる。
七歳のあの時、
傷ついてた私に最初に声をかけてくれたのは信汰だった。
内気で友達が少なかった私。
居心地の悪い昼休みの教室。
壁新聞を読んでるふりをして過ごしてたら、
メガネをかけた男の子が話しかけてきた。
『それ、おもしくないよ』
信汰だった。
そして、信汰の声を聞いて脹れた顔でやって来たのが
麻衣子。
『信汰!あんた失礼なこと言わないでよ!』
『本当のことだろ』
二人とも幼稚園から同じだったけど、あまり親しくなかった。
言い合ってる二人を見ているうちに、自然と笑ってる自分に気がついた。
その日から、私は二人と仲良くなった。