恋想曲 ~永遠の恋人へ~
第六章
さよならの道
遼ちゃんと別れた夜、布団の中で泣いた。
泣いても泣いても止まらない涙…。
泣き疲れるまで泣いた私は、濡れた枕に顔を埋めて眠った。
朝になると、カーテンを閉めないまま眠った私を太陽の光が起こす。
時計を見るとまだ六時前だった。
あれから時間は流れてるのに、胸の痛みは変わってない。
いつか、時がこの痛みを癒してくれるのかな…。
だけど、遼ちゃんを忘れることが癒しになるなら、
この痛みが消えてしまうのが怖い。
遼ちゃんを好きじゃなくなるなんて…
やだ…。
しばらく布団にうずくまってた。
布団から出ると遼ちゃんがいない世界が始まるように思えて、布団から出るのが怖かった。
「葵、そろそろ起きないと遅刻しちゃうわよー!」
お母さんの叫び声でやっと布団から出た。
私は、腫れた目を隠すように前髪を下ろし部屋を出た。
「おはよう」
私の顔を見て、家族みんながにっこりと笑った。
泣いても泣いても止まらない涙…。
泣き疲れるまで泣いた私は、濡れた枕に顔を埋めて眠った。
朝になると、カーテンを閉めないまま眠った私を太陽の光が起こす。
時計を見るとまだ六時前だった。
あれから時間は流れてるのに、胸の痛みは変わってない。
いつか、時がこの痛みを癒してくれるのかな…。
だけど、遼ちゃんを忘れることが癒しになるなら、
この痛みが消えてしまうのが怖い。
遼ちゃんを好きじゃなくなるなんて…
やだ…。
しばらく布団にうずくまってた。
布団から出ると遼ちゃんがいない世界が始まるように思えて、布団から出るのが怖かった。
「葵、そろそろ起きないと遅刻しちゃうわよー!」
お母さんの叫び声でやっと布団から出た。
私は、腫れた目を隠すように前髪を下ろし部屋を出た。
「おはよう」
私の顔を見て、家族みんながにっこりと笑った。