恋想曲 ~永遠の恋人へ~


「チョコよりもこっちがいい…」



遼ちゃんが制服の上着を脱いで、ゆっくりとシャツのボタンを外す。


「遼ったら…エッチね」


神崎先生がブラウスのボタンを外しながら、シャツのボタンを外した遼ちゃんを抱き締めようとした。




やだ…



やめて!!




「遼ちゃんに触らないで!!」


心の声が目の前の二人に飛び出た。




その瞬間、




驚く二人の顔と光が、


私の目の中に飛び込んできた。







光…??


今‥一瞬光ったよね…?





泣きそうな私の顔を見て、遼ちゃんはすごく驚いた顔をしてる。


そしてその後、遼ちゃんは私に笑みを見せた。




自信ありげな、いたずらっぽい笑顔を。





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