恋想曲 ~永遠の恋人へ~
「渡したいものが俺の部屋にあるんだけど
‥行く?」
「うん…」
なんとなく覚えている階段を上り、遼ちゃんの部屋に入ると
そこは記憶にない部屋だった。
おもちゃやアニメのポスターのない、男の人の部屋。
急に胸の中がドキドキし始める。
遼ちゃんはそんな私に気づいてないのか、何も言わず机の引き出しから小さな箱を出してきた。
ベッドに腰をかけた遼ちゃんが、立ったままの私を隣に座らせた。
「遅くなったけど…誕生日プレゼント」
驚いた…。
これって、遼ちゃんと別れた時に、遼ちゃんのポケットに入ってたプレゼントだよね…?
ずっと持っててくれたんだね…。
「ありがとう」
ピンクのリボンを解いて箱を開けると、腕時計が入ってた。
「遼ちゃん、これって‥!!」
「お揃い買っちゃった!」
遼ちゃんは自分の時計を私に見せながら笑って言った。
「きゃ~~!!めちゃめちゃ嬉しいよ~!!!」
「俺も嬉しい!!」
遼ちゃんと私は、無邪気に抱きしめ合った。
‥行く?」
「うん…」
なんとなく覚えている階段を上り、遼ちゃんの部屋に入ると
そこは記憶にない部屋だった。
おもちゃやアニメのポスターのない、男の人の部屋。
急に胸の中がドキドキし始める。
遼ちゃんはそんな私に気づいてないのか、何も言わず机の引き出しから小さな箱を出してきた。
ベッドに腰をかけた遼ちゃんが、立ったままの私を隣に座らせた。
「遅くなったけど…誕生日プレゼント」
驚いた…。
これって、遼ちゃんと別れた時に、遼ちゃんのポケットに入ってたプレゼントだよね…?
ずっと持っててくれたんだね…。
「ありがとう」
ピンクのリボンを解いて箱を開けると、腕時計が入ってた。
「遼ちゃん、これって‥!!」
「お揃い買っちゃった!」
遼ちゃんは自分の時計を私に見せながら笑って言った。
「きゃ~~!!めちゃめちゃ嬉しいよ~!!!」
「俺も嬉しい!!」
遼ちゃんと私は、無邪気に抱きしめ合った。