恋想曲 ~永遠の恋人へ~
第三章
鼓動
午後の授業は眠い。
先生の声が子守唄に聴こえる。
窓際の席で私は、日差しを浴びて心地よくなってた。
後ろの席の麻衣子が私の背中をシャープペンで突っつき、窓の外を指さす。
指さす方に目を向けると、
グラウンドで体育の授業をしている遼ちゃんがいた。
目を見開き麻衣子に笑いかけると、麻衣子も笑ってくれた。
遼ちゃんは、白いTシャツと膝までまくり上げたジャージを履いてた。
サッカーボールを追いかけて、きらきら輝いて見える。
ジャージ姿の遼ちゃんもかっこいいな。
見惚れちゃうよ‥。
あっ、ボールを追いかけてたのに、友達を追いかけはじめた。
じゃれ合ってる姿が子供みたいでかわいい。
「クス‥」
「北島さん、どうかしました?」
「いえ‥すみません」
やば。遼ちゃんのことしか見えてなくてつい笑っちゃった。
もう一度グラウンドに目を向けると、遼ちゃんは体育の砂山先生に怒られてた。
それでもめげずに笑ってる遼ちゃんがいる。
先生の声が子守唄に聴こえる。
窓際の席で私は、日差しを浴びて心地よくなってた。
後ろの席の麻衣子が私の背中をシャープペンで突っつき、窓の外を指さす。
指さす方に目を向けると、
グラウンドで体育の授業をしている遼ちゃんがいた。
目を見開き麻衣子に笑いかけると、麻衣子も笑ってくれた。
遼ちゃんは、白いTシャツと膝までまくり上げたジャージを履いてた。
サッカーボールを追いかけて、きらきら輝いて見える。
ジャージ姿の遼ちゃんもかっこいいな。
見惚れちゃうよ‥。
あっ、ボールを追いかけてたのに、友達を追いかけはじめた。
じゃれ合ってる姿が子供みたいでかわいい。
「クス‥」
「北島さん、どうかしました?」
「いえ‥すみません」
やば。遼ちゃんのことしか見えてなくてつい笑っちゃった。
もう一度グラウンドに目を向けると、遼ちゃんは体育の砂山先生に怒られてた。
それでもめげずに笑ってる遼ちゃんがいる。