恋想曲 ~永遠の恋人へ~
自分の部屋に戻った私は
お守りのリップを握り締めた。
強く握ったその手に、熱いものがこぼれる。
「私……最低…」
何も知らなかった。
何も気づけなかった。
何も見ようとしてなかった。
いつも遼ちゃんに
守られて…
好きになって…
勝手に嫌われたと思って
嫌いになって…
自分のことばかり大切にしてた。
遼ちゃんの涙、苦しんでる姿なんて見たことなかった。
それが遼ちゃんだって思ってた…。
だけど、
私が見ようとしてなかっただけなんだね…。
お守りのリップを握り締めた。
強く握ったその手に、熱いものがこぼれる。
「私……最低…」
何も知らなかった。
何も気づけなかった。
何も見ようとしてなかった。
いつも遼ちゃんに
守られて…
好きになって…
勝手に嫌われたと思って
嫌いになって…
自分のことばかり大切にしてた。
遼ちゃんの涙、苦しんでる姿なんて見たことなかった。
それが遼ちゃんだって思ってた…。
だけど、
私が見ようとしてなかっただけなんだね…。