恋想曲 ~永遠の恋人へ~
夕方、コンクール組が休憩で音楽室を空けたとき、こっそりとカーテンをつけた。
「先輩達驚くかな?」
「きっと、お兄ちゃんはかなりビックリするね」
なんだかいたずらをしてる気分。
音楽室の後ろ側でクスクス笑いながら先輩達が入ってくるのを待った。
自然と遼ちゃんの笑った顔が目に浮かんできてしまう。
あ、来た!
先輩達が入ってると
「ありがと~」
そんな言葉が音楽室に響くと思ってた。
だけど、目の前の先輩たちは
叫びそうな口に手をあてて、
目を大きくして喜んだ。
「先輩達驚くかな?」
「きっと、お兄ちゃんはかなりビックリするね」
なんだかいたずらをしてる気分。
音楽室の後ろ側でクスクス笑いながら先輩達が入ってくるのを待った。
自然と遼ちゃんの笑った顔が目に浮かんできてしまう。
あ、来た!
先輩達が入ってると
「ありがと~」
そんな言葉が音楽室に響くと思ってた。
だけど、目の前の先輩たちは
叫びそうな口に手をあてて、
目を大きくして喜んだ。