君と俺の事情
「いった…」
あたしは女子達に、暴力を振られてた。
暗いからって、よくやるよ。
つかさ、また嫉妬なわけ?
めんどくさいんだけど。
もう…我慢の限界かもなぁ…。
あたしは立ち上がると、殴り掛かってくる女子に、武術で対抗した。
誰かが来るまでもたないと。
囲まれれてるあたしは、後ろも警戒してたが、気が散ってしまった。
そのため、攻撃を食らう。
「うっ…」
倒れかかった。
ふらふらして。
無理だって思ったとき、倒れかけたあたしを庇ったのは、またまた長瀬だった。
「長瀬…」
「平気かよ!?」
「長瀬君…!!」
「あんたらさ、4対1なんて卑怯だと思わないのか?」
「だ、だってキスして「キスぐらいなんだよ。キスしちゃ何がいけない!」
「…うちら、帰ります!!」
「…長、瀬…」
「お、おい!紗夜しっかりしろよ!!」
次第に視界が遮断されてく。