君と俺の事情
「紗夜!」
「あ、おはよ。よくわかったねここだって」
「見えたからさ」
「そっか」
まだみんな来ない時間。
そのおかげで、屋上には俺達以外の先客なし!
話しやすい環境だ。
「あのさ、返事返すよ」
「俺…」
「俺、紗夜が好きだ!多分」
「多分って何さ!!」
「でも、98%!」
「あとの2%は?」
「不明かな♪」
「…ま、許してやる」
なんかさ、人に告白するのって、超ドキドキするね。
緊張ヤバいわ。
今でもバクバク言ってる。
俺は紗夜を引っ張って抱いた。
「後ろからと、前どっちがい?」
「どっちでもいい」
いつもやられてるのは、後ろからが多いけど、俺がやる方だし。
どちらでもいっか。