好きの反対は無関心
いちキュン
カーン

青い空に白い点は吸い込まれていく
テレビをつけると高校野球がやっていた

起きた時間は11:00すぎ
普通の女子高生ならとっくに登校している時間

でも私は違う

私はのんびりと起きるとシャワーを浴びて
母親が作ってくれたご飯を電子レンジで温めて食べて
やっと目が覚める

食事を終えたら薬を飲むのが習慣
「パキシル残ってたっけ」
ポーチの中にはたくさんの薬が入っている

向精神薬、抗不安薬、そして睡眠薬
私の体は薬で出来てるんじゃないかと思うくらい
たくさん薬を飲む

高校1年生のときにあることがキッカケで学校にいけなくなり
もう3年生になった
調子がいいときはいけるからここまで進級できてよかった

調子が言いといってもポーチにある薬のおかげでいけてるだけ
私は学校なんてどうだっていいって思っているけど
両親がゆるしてくれないから

3年生と言えば進路に向かってがんばろーと時なんだろうけど
私は1日1日を生きるので精一杯
特に夢もないしこのままニートになっちゃうんだろうなーて感じ




< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop