俺様☆キング
「おい!」
俺は音子の腕を掴んだ。音子を自分の脚の上に乗せた。
「きゃっ! 何すんのよ」
そして俺は音子の耳元で囁いた。
「本当は俺の事好きなんだろ?」
「えっ!? な、何言ってんの…そんな訳ないじゃん…」
「素直になれよ…俺は素直な方が好きだ」
「だ、だから…何よ…私はいつも素直だから…」
「言えよ…言わねぇならキスすんぞ…」
「だから好きじゃないって言ってんじゃん!?」
音子は再び立とうとしたが俺が頭に手を回してキスをした。
「んんん~~~」
ゆっくりと音子の口の中に入って行き、俺の舌と音子の舌を絡ませた。
ゆっくり口を離すと音子の目がうるっとしていた。
「…」
「好きだろ?」
「き、嫌いだもん!!」
そう言って音子は俺ん家を飛び出して行った。
ふっ。音子は素直じゃねぇなぁ。
いや、まさか本当に俺の事好きじゃないとかじゃねぇだろうな…。少なくとも音子は俺の事を好きだと思ってる。だけどそれは俺の自意識過剰ってヤツか…。
俺の中でだんだんと心の奥底に眠っていた不安が出てきた。
やべぇな、今の俺めっちゃダサい。
ー次の日の朝ー
朝から校門で音子と会った。
「よぉ音子」
「っ!!///…」
「…おい何か言えよ」
「~~~っ/// ぉはよ…」
小さな声で挨拶してから音子はダッシュで靴箱へ走って行きやがった。
何だよ…。本当に俺の事嫌いなのか…?
『音子が俺の事好きじゃないかもしれない』その事だけが頭の中をぐるぐると回っている。
今まで、こんなにも女を落とすのに苦労したのは音子だけだ。…いや音子しかいない。音子が好き過ぎで俺自身が、どうにかなりそうだ。
授業なんて、そっちのけで音子の事だけを考えていた。
気付けば、もう下校時刻だった。教室や廊下には数人の生徒しか残っていなかった。
やべぇ音子が帰っちまう!
俺が慌てて教室を出ようとした時だった。俺の前にギャルまでいかないが『小ギャル』って感じで少し大人しめな女が立っていた。
「え、榎田君…」
「あ?」
「今ちょっといい?」
「あぁ~…なるべく早めにしてくれるなら」
音子が俺を待つわけないから俺から迎えに行かねぇと帰っちまうし…。
「あ、うん…」
「で、何?」
「あたしね…実は…」
「あぁ…」
「え、榎田君の事が…す、好きなの!!」
ガタン。
小さい音だけど俺には聞こえた。音はドアの方から聞こえた。
そこには人の姿は見えなかった。だけど俺には分かった。
「あぁ~…そう言ってくれて嬉しい」
「本当!?」
女は目をキラキラさせていた。
俺は音子の腕を掴んだ。音子を自分の脚の上に乗せた。
「きゃっ! 何すんのよ」
そして俺は音子の耳元で囁いた。
「本当は俺の事好きなんだろ?」
「えっ!? な、何言ってんの…そんな訳ないじゃん…」
「素直になれよ…俺は素直な方が好きだ」
「だ、だから…何よ…私はいつも素直だから…」
「言えよ…言わねぇならキスすんぞ…」
「だから好きじゃないって言ってんじゃん!?」
音子は再び立とうとしたが俺が頭に手を回してキスをした。
「んんん~~~」
ゆっくりと音子の口の中に入って行き、俺の舌と音子の舌を絡ませた。
ゆっくり口を離すと音子の目がうるっとしていた。
「…」
「好きだろ?」
「き、嫌いだもん!!」
そう言って音子は俺ん家を飛び出して行った。
ふっ。音子は素直じゃねぇなぁ。
いや、まさか本当に俺の事好きじゃないとかじゃねぇだろうな…。少なくとも音子は俺の事を好きだと思ってる。だけどそれは俺の自意識過剰ってヤツか…。
俺の中でだんだんと心の奥底に眠っていた不安が出てきた。
やべぇな、今の俺めっちゃダサい。
ー次の日の朝ー
朝から校門で音子と会った。
「よぉ音子」
「っ!!///…」
「…おい何か言えよ」
「~~~っ/// ぉはよ…」
小さな声で挨拶してから音子はダッシュで靴箱へ走って行きやがった。
何だよ…。本当に俺の事嫌いなのか…?
『音子が俺の事好きじゃないかもしれない』その事だけが頭の中をぐるぐると回っている。
今まで、こんなにも女を落とすのに苦労したのは音子だけだ。…いや音子しかいない。音子が好き過ぎで俺自身が、どうにかなりそうだ。
授業なんて、そっちのけで音子の事だけを考えていた。
気付けば、もう下校時刻だった。教室や廊下には数人の生徒しか残っていなかった。
やべぇ音子が帰っちまう!
俺が慌てて教室を出ようとした時だった。俺の前にギャルまでいかないが『小ギャル』って感じで少し大人しめな女が立っていた。
「え、榎田君…」
「あ?」
「今ちょっといい?」
「あぁ~…なるべく早めにしてくれるなら」
音子が俺を待つわけないから俺から迎えに行かねぇと帰っちまうし…。
「あ、うん…」
「で、何?」
「あたしね…実は…」
「あぁ…」
「え、榎田君の事が…す、好きなの!!」
ガタン。
小さい音だけど俺には聞こえた。音はドアの方から聞こえた。
そこには人の姿は見えなかった。だけど俺には分かった。
「あぁ~…そう言ってくれて嬉しい」
「本当!?」
女は目をキラキラさせていた。