恋愛の条件
かすかな抵抗も虚しく、力強い修一の腕に押さえつけられ、そのまま玄関先で身体を開く。

「ん……ハァ……あぁ……」

ブラウスの胸元は、気が付くと大きくはだけ、修一の指が滑り込む。

下着の上から強く揉みしだかれ、胸の先が固くなるのがわかる。

その突起をさぐりあてられ、艶っぽい吐息とともに断続的に小さく声が漏れた。

ブラをずらされ、直接触れられたとき、指の冷たさに肩が揺れる。

その冷たさも刺激となって、奈央の理性を奪っていった。

首筋にはりついていた唇が鎖骨から胸の頂きまでおりてきたとき、暖かい感触がそれをつつむ。

「あっ……いやぁ……」

修一はわざと音をたて、熱く熟れた蕾を、食むように口にする。

下腹部がジュクとなる。

強い刺激に、奈央の吐息も微かに零れていた喘ぎも、徐々に声色を増す。


(やだ……声が我慢、できない……)


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