恋愛の条件
修一の額には汗がにじみ、髪も乱れる。

奈央の腰を抱く手に力が入り、綺麗な顔が切なく歪んだ。

そんな彼の姿に、胸がきゅんとなり、奈央はそれだけで達してしまいそうだった。

激しく中を収縮させ、奈央は何度も絶頂を迎える。

悲鳴に近い嬌声を上げるが、修一の激しさは止まらない。

まだ熱の放たれていない修一自身は、さらに激しく突き上げ、奈央は意識をとばした。


その後修一は一度果てるも、リビングからベッドルームへと移動し、何度も奈央を求めた。

それは奈央に、3年前、初めて修一に抱かれた日を嫌というほど思い出させた。


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