恋愛の条件
奈央は片桐に手を引かれるままホテルへと進んだ。
部屋に入る前に、いいのか、ともう一度念を押されたが、奈央自信がカードキーを差込みそのドアを開けた。
馬鹿なことをしているのかもしれない。
明日になれば後悔するかもしれない。
でも、今は忘れさせて欲しい。
この身体に染み付いた記憶を……
部屋に入るや否や、片桐は奈央をベッドに押し倒し雨のようなキスを降らせた。
シャワーを、と懇願する奈央の腕を押さえ、首筋に顔を落とす。
「ん……ハァ……」
唇も指も全てが優しく奈央に触れる。
片桐は奈央のブラウスをゆっくり脱がせ、楽しむように肩から鎖骨へ、そして胸元から腰へと指を滑らす。
「や、焦らさないで…」
普段なら絶対に言わない台詞。
でも今夜は、早く彼で埋めつくされたい。
そんな奈央の心を見透かすように片桐は奈央の耳元で甘く囁く。
「焦るな……」
部屋に入る前に、いいのか、ともう一度念を押されたが、奈央自信がカードキーを差込みそのドアを開けた。
馬鹿なことをしているのかもしれない。
明日になれば後悔するかもしれない。
でも、今は忘れさせて欲しい。
この身体に染み付いた記憶を……
部屋に入るや否や、片桐は奈央をベッドに押し倒し雨のようなキスを降らせた。
シャワーを、と懇願する奈央の腕を押さえ、首筋に顔を落とす。
「ん……ハァ……」
唇も指も全てが優しく奈央に触れる。
片桐は奈央のブラウスをゆっくり脱がせ、楽しむように肩から鎖骨へ、そして胸元から腰へと指を滑らす。
「や、焦らさないで…」
普段なら絶対に言わない台詞。
でも今夜は、早く彼で埋めつくされたい。
そんな奈央の心を見透かすように片桐は奈央の耳元で甘く囁く。
「焦るな……」