先生ありがとう。

私「どこから話せば…」

本田「どこからでもいい、
お前が話せるとこから」

私「分かった。じゃあ
ざっくり説明するから
最後に聞きたいこと
聞いて」

本田「分かった」

私「私が中2ん時に
両親が借金残して
夜逃げしたんだ…
だからその借金かわりに
返すためバイトして
少しずつ返してる
ただそれだけ」

本田「それだけって…
他に兄弟いないのか?」

私「兄が1人いる。
でも兄も行方不明なんだ」

本田「そっか…
辛かったな」

そういうと先生は
私を引き寄せ、私は
先生の腕の中にいた

私「ちょっと、先生…」

本田「わしにはこんなこと
しか出来ないが…
泣きたかったら泣け!
わしの胸かしちゃるから」

私「…いや泣かないからー」

本田「素直になれ」

私「……ツッ、ふぇ」

そう言われ少しの間
先生の腕の中でないてた


私「…先生ありがとう」

本田「いえいえ」

私「先生に話してよかった。
少し楽になったし」

本田「またなんかあったら
頼ってこいよ」

私「はい」

ピンポンパンポーン
「本田先生お電話です
至急職員室にお帰り下さい」

私「また呼ばれてる~(笑)」

本田「よく呼ばれるな」

私「じゃあ帰るね」

本田「おぅ、また明日」


そういって先生は
職員室に行った

私「あぁー
やっぱ好きだなー」

琴美「誰のことが?(笑)」

私「わービックリした…」

琴美「で誰のことが?」

私「内緒」

琴美「えぇー」

といいその場を
きりぬけた…

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