雨の中にたたずんで
「先生・・・っ・・・」

体の奥がきゅんとして、つま先に力が入る。

「・・・もう、イっちゃった?」

先生の舌が舐めていた場所がドクンドクンと脈打っている。

「でもね、まだだよ、聡子」

そう言いながら、先生はその場所に指先を押し付けた。

「・・あんっ」

ぐぐっと指が押し入れられて、私の中はいっぱいになってしまう。

「・・・狭いね・・・あれから、誰ともつきあってないの?」

先生はゆっくりと指を出し入れしながら、再び敏感な場所に舌を這わせた。

「・・あ・・ぅ・・・」

そこを舐められると、体の奥がきゅんきゅんしてたまらない。

私は枕の端をぎゅっとにぎりしめながら、その快感に耐えていた。

「・・・俺だけしか知らない聡子のここ、すごく可愛いよ」

先生が与えてくれる快感に、指が入っているそこはすでに蜜を溢れさせていて

先生の指が動くたびに、淫らな音が響き渡った。
< 23 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop