雨の中にたたずんで
こんなふうにストレートに気持ちをぶつけてくるところも

優一さんとは違った。


優一さんはいつも優しく、私を包み込んでくれて

愛し方もまったく違った。



「本当に、いいの?」


優輝くんはそのまま私の胸元に顔を埋め

ぎゅうっと私の腰を抱きしめる。


「優輝くんこそいいの?私、おばさんだよ?」


「何、言ってんの。7歳しか違わないよ」


「な、7歳!?」


若いとは思ってたけど、優輝くんってまだ20歳だったんだ。


「何?ガキだと思ってる?」


「え、そ、そうじゃなくて」

私が慌てて否定するも、優輝くんは自分の目の前にあった

膨らみの先端を口に含んだ。

「・・あん」

「・・・20歳でもガキじゃないって、今から証明してあげる」
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