雨の中にたたずんで
優輝くんは嬉しそうに微笑みながら、ゆっくりと腰を動かし始める。


「・・・んっ・・・ね、優輝くん・・・ここは・・・」


冷静になって始めて気づいたけど、ここはリビングのラグの上だ。


優輝くんに引き剥がされた服が散らばって、蹴飛ばされたテーブルも変な向きになってる。


「ベットには行かない。あそこは親父と聡子さんがしてた場所だから」


そう言いながら、今度は私を押し倒した。

倒しながら、両足を抱えられ更に深く優輝くんが押し進んでくる。


「あ・・・やぁ・・・」





それって、ヤキモチ・・・?

確かに優一さんは、こんな床の上ではしようとしなかったけど・・・





聞きたいけれど、そこからの優輝くんはさっきよりも激しくて

私は呼吸をするのがやっとだった。
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