イケメン同級生と同棲中!?【完】
第四章
~危険な恋の距離~
「ちょっと…蓮」
「いいだろ」
「誰か来ちゃう…」
「見せつけてやればいいさ」
蓮の手があたしの腰に回り、体が密着する。
誰もいない音楽室であたしと蓮は二人きり…。
一歩外の廊下では休み時間の賑やかな日常が流れている。
蓮はあたしの唇を奪うと、強く抱きしめる。
あたしは抵抗したいのに、こうなったらもう力が入らない。
学校でこんな事…
あたし…どうかしちゃってる。
どうかしてるって…わかってる。
わかってるのに…。