イケメン同級生と同棲中!?【完】
どうしたらいいんだろう…。
「はぁ…」
「ホント退屈だねぇ」
陽子はあたしのため息の理由を勘違いしたのか、
そんな愚痴を漏らした。
「ちょっと!たいへーん!!」
どんよりとした静かな教室の雰囲気を打ち破るように、明美の声が飛び込んできた。
「どぉーしたのぉー」
あたしと陽子は二人揃って、呑気な声を出す。
「あっ、あたしが…仕入れた…情報なんだけどぉー」
急いで走ってきたのか、明美の息が上がっていた。