イケメン同級生と同棲中!?【完】
「急にどうしたの?」
あたしは動揺しながら、必死で笑顔を作った。
「俺は恋のキューピットでいいと思ってたけど…」
「なっ、なんの話かなぁ?」
「神谷がA子ちゃんを苦しめるんなら、俺は天使を辞めて、悪魔になる」
立花くんは、突然あたしを強く抱きしめた。
いったい…何が起こってるの?
頭が混乱しているあたしは、ただ立ち尽くす事しか出来なかった。
「俺は佐藤さんが好きだ」
そう言うと立花くんは、暗くなりかけた路上で、
あたしにキスをした。