イケメン同級生と同棲中!?【完】
「あんた…ストーカー…」
後ずさりするあたしに、男は不適な笑みを浮かべた。
部屋の隅まで追い詰められて、男の手があたしの顔に触れる。
「大丈夫、優しくするから」
そんな男の言葉に、自分の顔が赤くなるのがわかった。
男はあたしの頬を撫でると、今度は太ももに手を伸ばす。
ダメ…
「そんなに緊張しないで、力を抜いて」
彼の顔が近づき、伸びた茶色い前髪があたしの顔に当たる。
心臓の鼓動が早くなる…
ストーカー相手に、あたしドキドキしてる…。