恋愛にルールなんてないっ!
ルール3
真っ白なドアの前に立たされた私
いや~、どうなってしまうんだろう
「―――――おい、入れ」
私は凰君のその合図で楽屋に入る
「矢田優美です…み、未熟ですが、よろしくお願いします!!」
私は思いっきり頭を下げた
「あれ、この子…」
「なんだ、雪」
雪が首を捻って悩んでいる
なんか私、悪いことしたかな!?
「ライブにいた子だよね?」
………………えっ、あ、はい!
ライブにいましたとも!
てか、雪がちゃんとファンの顔を見てくれてるなんて~♪
嬉しいかも!!