もぅ一度言えるなら愛してると叫ぼう


「俺が急にいなくなるかもしれなぃのに」


見たことなぃくらぃ寂しそうな笑顔。




「俺、いつ死ぬかわかんなぃんだぞ?」



冗談みたぃに言わないで。



ねぇ



「俺がもし死んだら」



もぉ聞きたくなかった。


目の前にある唇にそっと唇を重ねる。




もぉ和樹がこれ以上何も言わなくてもいぃょぅに。


これ以上


和樹が自分で自分を傷つけずにすむよぅに。





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