もぅ一度言えるなら愛してると叫ぼう

距離



コンビニからの帰り道。


荷物持ちと言われたのに結局荷物ゎ全部和樹が持ってくれていた。



「持つ」というと「ちっちゃい子に荷物持たすほど落ちぶれてません」と断られてしまった。



たわいもなぃ話をしているうちにあっと言う間に健ちゃんの家の前につく。




「なぁ美咲ー」


隣を歩いていた和樹が脚を止めた。


「どしたの?」



そう聞くと和樹が一瞬止まる。


ほんの一瞬だけ泣きそうな顔をしたのゎ気のせいだろぅか



「いゃ・・・アドレスほしぃなぁなんて思ったりして」


と言って自分のケータイを差し出す和樹。



私も慌ててポケットからピンク色のケータイを取り出した。









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