もぅ一度言えるなら愛してると叫ぼう


「美咲コレ」


そぅ言いながら小さな箱を渡す健ちゃん。


手のひらにのるほどの小さな箱


よく見ると鍵がかかっている。



見覚えゎなかった。




「これ何?」


その質問にためらったよぅな顔をする健ちゃん。


涙でぐしゃぐしゃな私の顔を見て



1つだけ溜め息をつぃて答えた。




「・・・和樹から預かってた。

卒業式の日に美咲に渡してくれって。」




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