SHOP DAYS



風が1人で盛り上がっていると、桜野君の焦ったような声が聞こえてきた。



「えっ、今から!?」



桜野君は、無理無理というふうに首を左右に振る。



そんな桜野君に、風はお構いなし。



「だぁーいじょうぶだって!!桜野君なら。
んじゃあ私、店開けてくるねっ」

「えっ、ちょっと待っ…」

「無駄だぜ桜野。1回言い出したら聞かない奴だから」

「…………」



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