SHOP DAYS



「はぁぁ、作るしかないのか・・・。桐崎さん、道具はこれでいいんだよね?」

「うん、そうだよっ」



桜野君の問いに風が答えたその瞬間----・・・



桜野君の手がすばやく動き出した。



色とりどりのビーズが、桜野君の手によって、すばやく、しかも正確に糸に通されていく。



(うわっ、間近で見るとすごすぎる・・・!)



風は唖然とする。



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