殺し屋少女の恋物語




「冷愛!依頼おわった?」


「奏は殺せない……。」


ずっと流せなかった涙が
とめどなく頬を伝う。



「…冷愛。
依頼を拒否することは
冷愛の死につながる。」



「分かってる。
雷、今までありがとう…。」



ちょっと待ってろ、と言い

雷は部屋を出ていった。


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