殺し屋少女の恋物語


その雷がいない。

あたしは理性を保てるのか、
不安で仕方なかった。


依頼を、こなせるのか、
不安だった。



「rose、依頼だ。」


rose…あたしの名前。

もちろん殺し屋としての。

この名をつけたのは雷。

血を浴び赤く染まった身体。

その姿からroseと言う名がついた。
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