殺し屋少女の恋物語

返り血を浴びて真っ赤に染まった
身体、顔、髪…。

まさに赤い薔薇…roseだった。

返り血は固まって取れにくくなっていた。
人目につくと大変だから
なるべく人のいない道から
本部に向かった。


「dead、10枚完了だ。」

あたしの言葉と姿に驚くdead。

「さすがだな、No2rose。
いや今はNo1か。
thunderをこえれるんじゃねえか?
rose、あと10枚もお前がやるか?」

「あたしは雷をこえられない。
10枚…もちろんやるよ。」


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