殺し屋少女の恋物語


「何?rose、あんたも奏くんが好きだったのぉ?あははっ、まさかの両想い?
ねえぇ知ってたぁ?thunderはね、roseのことが好きだったんだよぉ?」


少し前から、薄々感じていた。

雷のあたしへの想いに。

でもあたしは応えられないから、
その想いを気づかないフリをしていたんだ。

雷がいなくなってしまう前に
'ごめん'とでも言えば
雷は少しでも報われてた?


ごめんね…雷。
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