素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS
「たかくん・・・」

「あき?」

二人は顔を見合わせていた・・・


私はなんだか嫌な予感がした。
二人の関係は?

沈黙が続く中、初めに発したのは貴俊さんだった。

「愛美・・・あきと知り合いなのか?」

『知り合いっていうか・・・さっき私を助けてくれた人・・・
 貴俊さんこそ、こちらの女性と知り合いですか?』

「あー。いやっ・・・知り合いって言うか・・・なんて言うか」

『そうですか・・・私、一人で帰れますから。では・・・』

私はそう言い残し、走ってその場を後にしてしまった。
私は、どうして、その場から逃げるようにしてしまったか分からないけど
この二人の間には、今までの女性とは違う空気が流れていたのを感じたから。



私は、家にも帰れず・・・でも行くところもなくて・・・

ただ、街をふらふらとしていた。

もちろん、そんな女の子をほっとくほど街はやさしくない。

街を歩けは、男の人が声をかけてくる・・・

私は、話を聞くことなく、ふらふらしてた。

歩き疲れた私は、近くの喫茶店に入り、ボーとしていた。

あれから、何時間たったんだろう。
ふと時間をみると、夜の8時・・・あれから7時間もたっていた。

携帯に目をやると、不在着信30件、メール未読17件となっていた。

みると、貴俊さんや勇人さんからだ。

きっとみんな心配している…
でも、私は帰りたくない・・・


私は、麗華のいるディスカスにむかった
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