素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS
店に着くと、麗華がいた・・・

よかった。とほっとしている自分がいた。

「愛美・・・久しぶりだねって泣いてんの?」

『ううん。大丈夫。今日はいっぱい飲むから、
 あと、貴俊さんに連絡はしないでね。会いたくないから・・・』

私は、それだけ告げると、麗華は察してくれ、お酒を出してくれた。

私は、それを一気に飲み干し・・・次のお酒も・・・

お酒は私のキャパをはるかに超えていた・・・

私は、テーブルに顔をつけながら、無意識に麗華に今日あったことを愚痴るようにいっていた。


私の横に誰かが座った気がしたけど・・・気にしていなかった。

「・・・・・・」

「愛美さん・・・起きてください。」

そんな声が聞こえたような気がした・・・

振り返りながら、みると、健司さんだった。

『健司さん?どうして?』

「麗華さんからご連絡をいただきました。社長に連絡をしないでほしいとのことでしたので、私に連絡をいただきました。
愛美さん、今日は帰りましょう・・・」

『いや!!今日は貴俊さんの顔見たくない。
 どうして、あの時何も言ってくれないの?
 言えない関係なの?それは昔のこと?それとも今もずっと?
 もう・・・どうでもいいから。私のことほっといて。』

「ここでは、麗華さんにも迷惑をかけましので、帰りましょう・・・」

『わかったわ。店変える・・・麗華ありがとう。
 付けといて・・・』

私は、健司さんの手を振り払って、店をでた・・・

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