素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS
愛美と一緒に自宅へと帰った・・・

愛美は酔いもさめてきたようだが・・・

目には涙を浮かべていた・・・
『貴俊さん・・・さみしかった。』

なんで、愛美がそんなにさみしがるのか分からなかった・・・

「愛美・・・どうしたんだ?」

そう聞くと・・・愛美は大粒の涙を流しながら

『私・・・貴俊さんに嫌われたの?だから、他の男の人に相手をさせたの?』

そう聞いてきた…

俺は、何が何だか分からなかった・・・

だって・・・俺が愛美を嫌うなんてありえない。
愛美がいなければ、俺は生きていけないくらい、愛しているのだから。

俺は、愛美の言わんとすることに辿りついた・・・

俺が愛美に飽きて、捨てることもできないから、他の男に相手をさせていると思ったのだろう・・・

「愛美・・・俺はお前がいないと生きていけない。
 愛美が、この前の件で男を避けているようだったから、
 少しは楽しめればと思って、竜二の女に頼んだんだよ・・・
 悪かった・・・つらい思いをさせてしまったんだな」


俺がそういうと、愛美の顔がぱっと明るくなった。

『私・・・本当に嫌われたんだと思ったの。
 貴俊さんがいないと私・・だめなの。傍にいてほしい。』

愛美のことばに俺はうれしくなった。。。


< 60 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop