素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS
そんな思いとは裏腹に…

「勇人…俺がなんだって!!」


食堂に明るい声が響いていたのに、一瞬で静かにさせた、

低くて、冷酷そうな声…貴俊さんだ。


「社長…」

『社長。今日は夕方の戻りではなかったのですか?』

「仕事が簡単に片付いたから、帰ってきたが…

 何がおきているんだ?」

「おー。貴俊!!今ね。面白いものを見ていたんだよ。」

「面白いとは?」

「かわいい女の子に男の子が飲みに行こうと誘っていたんだ

 まあー。いわゆる…ナンパってやつ。」

貴俊さんはムッとした顔で、こちらを見つめた。



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