素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS
「勇人さん・・・すごく偉くなったんですね。
 マネージャーにどんな知り合いなんだって聞かれちゃいましたよ。」


「別に・・・偉くもないよ。ただ、仕事しているだけで、変わんないよ」

俺は、そう言いながら、七海のネームプレートを確認した。

須賀と書かれたのを見たとき、ほっとした・・・

なぜ、ほっとしたのか・・・愚問だな。


「七海・・・お前、幸せか?」

俺は、あの時の後悔もあってか、七海の現状を知りたいと思った。


「うーん。仕事は楽しいし、それなりかな・・・
 一人暮らしはちょっとさみしい時もあるけど・・・
 自分らしく生きていこうと思って、」


七海から、今の生活を聞いた。
両親は数年前、不慮の事故で亡くなり、親戚はいるものの、
一人で生きてきたという。


「七海・・・お前のことを支えてくれる男はいないのか?
 まあ。。。俗にいう彼氏は?」

「いないよ・・・好きな人はいるけど。」


そうか・・・好きな奴がいるのか・・・
そいつが七海を幸せにしてくれればいいのだが・・・


「今度、ゆっくりと飯でもどうだ?
 七海の連絡先教えてくれよ・・・」


赤外線で、連絡先の交換を済ませると、

お互い仕事に戻って行った・・・
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