素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS
貴俊さんが電話をかけたのは、営業部。

そう、弟がいる部署。


「高峰くんに至急社長室まで来るように…」

なんで?呼ぶほどのことなの?


自分だって、私以外の女の子と飲んだりしてんじゃん。

なんだか、私は、彼に愛されているって感じるより、

この時は、私物化されているとしか思えなかった。


弟は営業に出ていたらしく、その場はなんとか収まった。


頭にきた!!

仕事が終わった私は、久しぶりに麗華の店にいった。

貴俊さんのお店なのはしゃくだけど・・・


麗華は、数か月、弟と付き合ったみたいだけど、

麗華としてはやっぱり弟としか見れなくて、

弟も姉のように見えてきたようで、仲良く別れたようだ。

今でもしょっちゅう遊んでいるみたいだけど。
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