〜 YOU & ME 〜
昼食の時間
生徒食堂
日の丸柄の壁がとりまく
赤龍が日の丸柄の螺旋階段を降りてくる
雷電と雷電勢力の目立った奴らの専用化テーブル
「赤龍は昼ごはんだけマジメに出席するんだね」花子は聞こえよがしに話す
玄武は相づちを打つ「チョコレートカツアゲして食ってたし ちょっ白虎なに敵ボスに見とれてんのよ」
雷電四天王の1人玄武 アイラインと褐色の肌がクールさを際立たせてる
「いや みとれてたんじゃない ただ可愛らしさを賞賛してただけだ」
同四天王の白虎 背の低さが逆にキレの鋭さを感じさせる
花子「ほら 雷電が硬直してんじゃん」
雷電「ごめん…赤龍には彼氏がいる」 白虎「マジ?」 雷電「…マジ…」
赤龍は1人ポツンとひたすらモグモグ食べてる
赤龍雷電は沢山のテーブル越しに一瞬見つめあう
赤龍が皿を見つめると皿が花子の頭に飛んでいく
花子は汚れた髪の毛をすかしながら怒る「雷電もう全面戦争しようよ わたしたちの天下にしよう」 雷電「戦力が足りない ちょっと時期をずらそうよ」 花子は拳を握りながらこらえる「わかった」
赤龍の周りのテーブルたちには 赤龍グループの精鋭女男たちが陣取ってる
赤龍の周りのテーブル陣は雷電たちをイヤミったらしく冷笑してた
赤龍は 素直に笑ってた
白虎「雷電も"力"を得たし今こそ」 雷電「声でかいよ」 白虎「あ わりぃ…」 今奴らには まだ威張らせといて不意をつく
雷電は小声で白虎たちに説明した