俺と貴女を繋ぐ場所




やっと智花が弁当を食い終わり、まったりし始めたのを確認すると、

俺はいつものように智花にキスをした。

「ん、…ふっ…ぁ、んん…」

この1ヶ月、毎日のようにしているこの行為に
智花は未だに慣れない様子だ。

日に日に長さを増すキスに対応出来ず、
いつも俺の制服を掴み、限界を伝えて来る。

いつものように、ちゅっと軽く口づけるのはキスの終わりの合図。

「ちゅ、…まだ慣れない?」

「…はぁ、はぁ……ぅん…」

智花はいつもキスが終わると、恥ずかしそうに視線を反らす。

「フッ…智花、可愛い」

「だ、だって…は、はずかしい…」

「そう?可愛いよ」


智花は顔を赤くして俯いてしまった。
そんな智花が可愛くて、抱きしめる。


< 51 / 54 >

この作品をシェア

pagetop