小話帳
私が願った未来
女子生徒、**##。
それはどこか不思議な生徒だった。
たまに切なそうに微笑み、どこか達観しているくせに年相応の表情を見せる。
なぜだ?とかんがえても私が知るはず等ない。
でも、ひとつだけ確実なのは避けられていること。
別に何かしたつもりでもないし、かかわるつもりもないから別にいい。
だけど、なぜか気になるのだ。
「んー、このクラス集める係いねえの?
じゃあ、**!今日出席番号の番号だからお前に頼むわ」
「ははは、**どんまーい」
「まじ最悪…」
聞 こ え て ま す け ど
そこまでいやか
なんか、逆にそこまで嫌われる理由をききたくなってきた
放課後、コンコンと控えめに扉をたたく音が響く
あいにく英語科の教師は私ともう二人しかいない。その二人は今日はなんか予定があるとかで帰ってしまった
帰んのはええーな。
いや、今日は好都合だが
「どうぞー」
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