幼なじみは双子君
「真由久しぶり元気してた?」

「うん♪理花こそ元気してたか〜?」

「勿論だよ☆」 「「はっはっはっは!!(笑)」」

と、理花と真由は二人して笑っていた。

すると、ふと佳奈がいきなり

あ…と佳奈は思い出したように


「理花の幼なじみも同じクラスみたいだよ?」

「え〜!?凛夜と凍夜も!?」


昔なら喜んでいたが、今は別の意味で嫌になった。

何故なら……うちの幼なじみは…

成績はトップクラスで運動神経抜群、料理の腕はプロ級で、しかも顔も美形で格好いい方なわけで……

ま、要するにすべてが完璧すぎるのだ。

そのせいもあって、モテるのだ。


だから、何でか私によくラブレターを渡して貰うように言ってくる女子がたくさん居る訳で有りまして……

ソレはソレは凄い迷惑なのだ。


まあ、自分の幼なじみがモテるのは自慢になるけどさ〜


やっぱり、普通が一番しょ〜

そう思っていたら、廊下が騒がしくなってきた。

段々と女子の叫び声が聞こえた。


うちのクラスの前まで、声が聞こえ…


クラスに彼らが来た。


そう、凛夜と凍夜が来たらしい
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