幼なじみは双子君
はっとして起きた彼等は理花とみよしを見ると


「体は怠くないか?」

「風邪は平気ですかぃ?」

「熱は…まだ……ある?」


凍夜と裕は額に手を添えて熱を計った。

まだ、少し熱っぽいようだ…


「まだ、少し熱っぽいな」

「みよしもまだ少し熱っぽいでさぁ〜」

凛夜が凍夜の言いたいことを言い、 裕も言うと凍夜が


「何か…食べて…薬を飲んで…寝ときなよ?」


と、心配そうに言ってくれた。

裕と凛夜が料理を運んできてくれた。

食べやすいようにお粥を作ってくれたらしい。


「ありがとうね?2人とも」

「僕も心配してくれてありがと」


お礼を言ったら彼等は照れくさそうに笑った。
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