色彩
千絵は困った顔しながら私に言った。


「美都ぉ。今日さぁ委員会の打ち合わせ入っちゃったの。
10分位で終わるらしいんだけど…」


「10分?なら待ってるよ」


「ありがとっ。じゃあちょっと待っててね」


そう言うと、走って人ごみの中に消えた。



可愛い笑顔の持ち主、市川千絵-イチカワ チエ-。

そして、異常に男子から人気がある。




―…私は教室で待つことにした。


なんとなく。



この時から、私の運命は変わっていく。
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