同じ空で逢えるまで
いきなり間に入ってきたのは、さっきの3年生。
手には波音が言っていた文が書かれたメモ用紙が握られている。
「えっ。なんで…なんで3年生が持ってるの?」
今までの波音の余裕顔が一変。
激しくうろたえている。
「愛梨は俺の女だ。それ以上なんかするっていうなら俺がゆるさねえ」
はっきりと見ていなかったからわからなかったが、三白眼で少し怖い。
私のことを守ってくれているのか、ただ単にうるさかったから怒っているのかはわからないがとにかくラッキーだ。
手には波音が言っていた文が書かれたメモ用紙が握られている。
「えっ。なんで…なんで3年生が持ってるの?」
今までの波音の余裕顔が一変。
激しくうろたえている。
「愛梨は俺の女だ。それ以上なんかするっていうなら俺がゆるさねえ」
はっきりと見ていなかったからわからなかったが、三白眼で少し怖い。
私のことを守ってくれているのか、ただ単にうるさかったから怒っているのかはわからないがとにかくラッキーだ。