同じ空で逢えるまで

「そうか…好きな奴いるのか。そいつ幸せだよなぁ…新藤に思われてるなんて…。俺、諦 めるわ…」

 ほら、ひっかかった。

 それにしても諦めんの早いね。

「よかったら教えてくんない?俺、新藤の協力したい」

 おいおい。 

 裏、見え見えだって。

 協力したら好かれるとでも思ってんのか。

 バカだバカ。

 笑えるなコイツ。

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