ワタシの執事サマ
教室に向かい周りを見渡す

いない…

そこにはセイナの姿がいなかった

しょうがないよね……
そんな簡単に来れるわけないよね

また私は一人の生活に戻るのか

席に着き空を眺める

雲一つない真っ青な空だった

空は穏やかにしてくれる
空をなにかに表すなら優しさかな

そんな事を思っていると
いつの間にか先生が教室に来ていた

私たちは朝の挨拶をした

「みんなも知っているようだが再来週のこの日には
文化祭だ」

皆がザワザワと声を上げる


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