ワタシの執事サマ
「秀二…ッ
どーしたの…?」

まだ上手く呼吸の出来ない私は上手く
話せないまま

「俺を引き離そうとする気?」

…俺?

秀二が俺って言ったの2回目だ
でもまだ慣れてない私は何を言った
らいいか分からなかった

しかも引き離すってどーいう意味?

秀二の瞳は少し冷たく真剣に私を見つめる
整った顔はまた秀二をかっこ良くさせた

また一人の男に見えた

「秀二…あのときはごめん」

ひっしに探した言葉がこれしかみつからなかった

でも素直に言えた

そう言うと優しく秀二の手が私の頭にのった

えっ?

秀二を見ると冷たい瞳が
温かな瞳に変わったいた

「お嬢様よく言えました」

もうそこにいたのは秀二の男の姿ではなく
執事の兄的存在な姿だった

しかもお嬢様って…

名前で言って欲しいのに
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