ワタシの執事サマ
「あの…」

「な…何?」

気が付けばセイナちゃんに声をかけられる私

「名前、教えてくれるかな…?」

いい?と首をかしげて言うセイナちゃんは
子動物みたいで可愛いかった

これは女の私でもメロメロだ…

「富岡 アヤコ」

「アヤコちゃん?」

そろそろ上目使いで言う
セイナちゃんを思わず
抱き締めたくなる

「そうよ」

相変わらず冷たく言う私は
なんて可愛いくない奴なんだろう…
トホホホホ

「友達になって下さい!」

そう言って手を差し出すセイナちゃん

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